空に流れる

いよいよ帰路。博多よさらば。

夕暮れ迫る博多空港。
つか、関東ならとっくに夕闇に暮れてる時間だが、まだまだ空が明るい。

乗った飛行機は夜間飛行。
今回も窓際の席を確保した。

博多を飛び立ち、下関、瀬戸内、大阪湾。
雲がありませんな。
街の明かりで陸地の形がはっきり見える。
琵琶湖に伊勢湾、浜名湖駿河湾

さすがに富士山の姿は闇に紛れ、確認できない。
羽田に到着後、スマホで確認してみると、日本上空をスッポリ包む高気圧。
たぶん、全国的に雲が無い。
海の中道をパスして早めの便で帰っていれば、見事な富士山の姿を見ることが出来たかもしれない。

さて、実は今夜は双子座流星群のピークだ。
羽田から高速バスを使って自宅に戻ると、既に深夜。
たまには夜空を眺めて見ますか。

自宅から車で約10分ほど離れた場所にある大きな公園。
高台にあり、見張らしは良いが星を眺めるには市街地が近い。
街の明かりが邪魔をする。

それでもベンチに寝そべり、夜空を見てると1〜2分に一つは流星を見つけられた。
今年は天文の当たり年かも?

ただ、やはり高台での観測は夜風が寒い。
一時間あまりの観測で撤退。
なんか、夜がふけるにつれて街明かりで空が明るくなった。
闇に目が馴れたのではない。
月も出ていないのに周囲の風景がうっすらわかる。

おっとあれは・・・飛行機か。
きっと福岡から羽田に戻る途中に乗った飛行機も、誰かに見上げられていたのだろうな。