月を囲む白い虹

携帯では撮影出来ないのが残念だ。

昨夜の仕事帰り、何気に見上げた夜の空。
今月は何度もの絶対絶命的な状態に陥りながら、そのたびにアクロバティックで伝説的な方法で窮地を脱してきたハヤブサが、地球に帰還するための最後のエンジン点火を行う。
夜空に思いを寄せて・・・って、今ハヤブサは太陽挟んで地球の反対側ですな。
夜空を見てもそこにはいない。

夜空にあるのは半月の月。
薄く雲が掛かり、ベール越しに見るよう。
そして月を取り囲むように白い大きな輪。
虹だ!
普段は太陽の逆方向に、雨の雫石に反射した光が虹となって見えるのだが、条件次第では光源の方向でも、光の屈折によって出来る虹を見ることが出来る。

そして昨日、それが見えた。

まあ、だから何だって訳じゃないんだけどね。
白い虹。
それでもうっすらと虹色に色付いているように見えた。