千年経て月に還る

今夜、6月11日の深夜3時30分、数々の感動的画像を届けてくれた「かぐや」がいよいよ月に還る。
あの、月の縁から登る青き地球の画像をみて感動を覚えなかった人は少なかろう。
予想以上の成果をもたらしてくれた、その活躍も今日で最後だ。

衝突予定地点は満月を少し過ぎ、若干出て来た陰の部分。
環境が良ければ、その最後の光を見る事が出来るかと考えた。

しかし残念ながら10日、関東甲信越で梅雨入り宣言が出される。
空には雨雲が掛かり、月はその姿を見せない。
まあ、ある資料によると、その衝突による発光は8等星並みの明るさだとか?
当然、肉眼では無理だし望遠鏡を使っても観測は難しい。


とある情報を目にした。
日本の人工衛星を擬人化(しかも萌キャラ)し、紹介している本があるらしい。
全く、なにもかも萌キャラ化する風潮は如何なモノかと思うが・・・
いや、本音、ちょっと読んでみたい気もする。

実際、衛星打ち上げに携わった人達には紛れもない我が子なのだろう。
これが涙雨と云うヤツか?