懐かしのローカル線

昨晩は帰省の大イベント、地元旧友達との飲み会。
さすがに車や 5.45 を使うわけにもいかず、電車で現地に向かう。
つか、この電車、鉄な人には有名な銚子電鉄

久々に乗る銚子電鉄は懐かしさの郷愁在るものの、車体のカラーリングが以前と変わってしまい、個人的にはチト残念。
白波立つ海から登る初日の出をイメージした配色なのだそうだ。
中は・・・まあ、地方ローカルを全面に出してますな。
生活密着と云うより観光電車。
手書きのポスターや企業名の入った灯籠が吊り下がっている。
それでも良いけどね。

普段は乗らない電車だけど、気持ちの上では犬吠埼灯台とセットで一つ。
無くてはならないモノだと思う。

一時期の経営危機は脱したらしいがまだまた資金繰り険しく、補修を断念した施設や設備が寂しく風雨にさらされている。収益の大半を未だ濡れせんべいの売り上げに頼っている事に変わりない。

電車は小さく警笛を鳴らすとガタゴト揺れながらノンビリと走り出す。
いつまでも残って欲しい風景の一つだと思った。