扇沢にて遠き月を望む

結局、梓川SAで夜明けを待った。
SAでは軽く休憩。
仮眠は取ってない。
体力の持ちが心配。
月は見えるようになったが、雨に濡れた服を乾かすほど大気は乾燥はしていない。

明け方、道路横の掲示板に表示された気温は20度。
しかし、生乾きの服に朝の風を受けて走るバイクの体感温度は更に低い。

扇沢から始発のトロリーバスが出るまで後1時間半。
券売所の前には既に長い列が出来ていた。
アナウンスによると今日は一番の便で500人が一気に黒部ダムに向かうらしい。