小松、航空祭

自腹で宿の延泊決めたのは山サイクリングだけが目的ではない。
そう、9月23日に小松空港航空自衛隊の小松祭があったのだ。
それを見ずして22日に帰ってしまうなんて勿体無い。

宿を8時にチョックアウト。
小松空港で手荷物を預け、身軽になる。
この空港側から基地側まで滑走路をぐるりと回り込んで約3キロ。
なあに大した距離じゃない。

小松空港周辺にも多くの人達が椅子やレジャーシート、望遠カメラ持参で待ち構えていた。

既にF15による機動飛行が始まっており、低く立ち込めた雲よりも更に低い超低空で旋回飛行を繰り返していた。
轟く爆音!
ありゃ単にエンジン音だけのモノじゃありませんな。
正に鉄の塊が空を切り裂く音だ。
普段何気にテレビや映画で戦闘機の旋回シーンを観ることがある。
映像では「ああ、旋回してるな」程度しか思わない。
実際に目にすると重さ20トンの機体があの小さな翼だけで空に浮かんでおり、強力なGにも耐えている事に驚愕する。

小松基地到着。
かなりの賑わい。
間近で見る戦闘機はやはり鉄の塊。
しかし永きに渡り第一線で活躍を続けて来たそれは、やはり何処かアナクロニズム
いや、だからこそ故障に強いのかも知れない。

編隊飛行や起動飛行。
飛行そのものも見ていて楽しいが、飛行を終えて着陸後、直ぐに機体点検する作業シーンも個人的に興味深い。

小松基地滞在は午前中のみ。
午後からブルーインパルスの飛行が在るが、それを見てると帰りの飛行機乗り遅れるので割愛。
残念!